園の紹介・ごあいさつ・上十川保育園はこんなところ

園の紹介

園名 社会福祉法人 北清会 上十川保育園
園の類型 幼保連携型認定こども園
理事長 工藤 修三
園長 工藤 さち子
所在地 〒036-0323 青森県黒石市大字上十川字大野1-8-5
電話番号 0172-52-4320
FAX番号 0172-52-4332

ごあいさつ

「子どもは風の子、元気な子」

まさしく上十川の子どもたちにピッタリ。
大きな声を出し、元気いっぱい広い園庭を走りまわり、石ころを掘りかえしては、ダンゴ虫やミミズ、ぞうりむし、カエル、草や花と先を争いながら手に取ろうとしている。
その笑顔のすばらしいこと。遊びの中に広がる無限の空間。
うばいあいやケンカ、仲間に入れる入れない、独占的態度、協調できるできない、等など・・・。大人となんら変わりない人間関係。
ちょっぴりちがうのは、子どもは素直に感情を出し、大声で泣けること。
幼児期に経験してほしいたくさんの事をこの集団の中で、私たち大人が見守る中で、体験させてあげたい。そしてキラキラとかがやいた子どもになってほしいんです。私たちはそれを願って一日を生活しています。
どうぞみなさん、いつでも来て私たちと遊んでみませんか?

 

上十川保育園はこんなところ

みなさん、こんにちは! 上十川保育園です。

当園では、幼保連携型認定こども園として生後8週の赤ちゃんから就学前のお子さんをお預かりしています。

まず、私たちが心がけていることは、家庭となるべく近い形で安心して過ごせるように手や言葉を充分かけていくことです。初めて接する他人となりますので、人を信じる力を培っていきます。0歳から2歳児の期間は特に信頼関係を築き、心の基礎となれるように安心して過ごせるような環境を第一に考えていき、その中で自立心や好奇心を育てていきます。3歳になった時に、いろいろなことに興味や関心を持ち、楽しいと感じたり、ワクワクできるような探求心を持てる子になってほしいと思っています。

保育園の中では、園長は「父」のように保育者は「母」のようになって、子ども達の成長に全員で関わり、年長さんになった時に自信を持ってしっかりと人の話を聞き、自分の考えを持てるようにしていきたいと思って関わっています。

次に当園自慢の園庭をご紹介します。

当園の園庭はとても広く、長さは40m以上あります。幅も30m以上あります。運動会は、真ん中をとって30m×10mくらいのトラックで競技等を行っています。子ども達は園庭にある大型遊具で遊んだりもしますが、何より好きなのが園庭を走り回ったり、虫を探したり、草や石や自然物で遊ぶことです。年齢が大きくなると、その遊びがルールのある鬼ごっこ等に発展してしていきます。鬼ごっこも種類があって、シンプルなものから「増え鬼(ふえおに)」「氷鬼(こおりおに)」「手つなぎ鬼」等があります。

年長さんになると子ども達だけでルールや方法を決めて、鬼ごっこが始まります。足を出して鬼を決める時もあります。その輪の中に「入れて~!」とやってきた4歳児や3歳児も入っています。様子をみていると上手に4歳児や3歳児が鬼にならないように決めています。

ふたりが鬼になりました。鬼になった子は帽子(裏が白のリバーシブルです)をひっくり返して色を変えています。「10」を数える間に鬼以外の子は走っていきます。「1.2.3…9.10!」 10を数え終わった鬼が追いかけ始めます。子ども達は縦横無尽に走り回るわけですが、もちろん年長児以外の子ども達も0歳から全員、園庭で遊んでいるのですが、何しろ園庭が広いのでぶつかったりすることはなく、年長さんも小さい子は上手によけて走っています。時々、保育者や桜の木や遊具の陰に隠れて鬼に見つからないようにしている子もいます。

楽しみながらも周りの子への気配りをしたり、走るのが得意ではない子が鬼の時は、なんとなく走るスピードを緩めたりする優しさも育っていきます。それは、大人が言ったわけでも誰かが言葉にしたわけでもないのですが、暗黙のうちになんとなく決まっているようです。簡単な遊びですが、奥深さを感じます。

「鬼ごっこ」は嫌いな子もいるだろうなぁと思うのですが、年長さんは、大体全員が参加しているようです。最初に鬼決めに入っていた4歳児や3歳児の子は、いつの間にか鬼ごっこからぬけて他の遊びをしていたりします。最後まで参加している子は、途中で鬼になっても年長さんがうまくカバーしてくれるおかげで楽しんでいるようです。時に保育者も参加しますが、春の頃はすぐ子ども達に追いついたのに秋になったら「追いつけなくなったなぁ」と言っていました。

園庭には、桜(オオヤマザクラ)の木があり、春は花が咲き、秋は紅葉が楽しめます。園庭から見える景色も素晴らしいです。保育園の周りには田園やりんご畑や山があり、季節が手に取るようにわかります。

子ども達も景色から季節を感じ取っているようです。保育園の園庭から景色を見ているだけでとても癒されるんですよ。山の木が種類は同じでも一本一本違うように、私たちは子ども達一人ひとりを大切に育てています。

子育てにふと疲れたときに遊びに来ませんか?